配信ポイント
処理性能
ネットで映像を配信する場合は適切な設定を行い、エンコードなどでデータ量を小さくすればスムーズに処理されると思います。
しかし、設定やツールを利用しても、PCスペックが低いと処理に時間がかかり、配信内容に影響を及ぼす場合があります。
また、スペックに差があれば同じ内容の処理を行うにしても、エンコードするにしても処理時間や負荷に差が出るはずです。
さらにツールの中にはハードの性能を活用できるものもあるので、高品質な配信を求める場合はスペックが低いとどうしても不利になります。
データ量
配信時のデータ量も重要で、データ量が多ければそれだけ処理に時間と負担がかかります。
また、データ量は利用するファイルの品質や内容によってもかなり差があり、基本的には音声データよりも映像データの方が大きくなります。
このデータ量を少なくするために利用されるのが、エンコーダーによるデータの圧縮です。
圧縮すればデータを小さくできるので通信時間や処理時間が大幅に短くなり、サーバーへの負担も軽減されます。
ただし、エンコードするPCに負担が増えるため、どうしてもある程度のスペックは必要です。
配信設定
配信設定も重要なので、自分の環境に合わせて適切な設定を行ってください。
しっかりと設定していないと、十分なスペックであってもそれを生かす事ができません。
なお、ツールを使う場合は、起動順序が決まっているものもあるので注意してください。
サウンド設定
マルチメディアテクニック
配信テクニック
多重配信
通常よりも重くなりますが、複数のストリーミングサイトに対して同時配信する事もできます。
やり方は通常の方法で配信設定を行い、複数のサイトを開いて配信するだけです。
また、デバイスやツールを複数利用する事で、異なる内容の配信を同時に行う事もできます。
多重ログイン
FirefoxやChromeならプロファイルを複数作成できるため、多重ログインが簡単に利用できます。
プロファイルの複数利用
遠隔配信
遠隔操作ソフトを利用すればスマートフォンで自宅のPCから配信する事ができます。
ただし、配信環境が手元にないため、ある程度の慣れが必要なのと予期せぬトラブルには注意が必要です。
遠隔操作ソフト
配信環境の最適化
どうしてもPCに負荷がかかるという場合は、PC環境の最適化を行う事で軽減できる場合があります。
最適化は不要なWindowsサービスや常駐プログラムを終了し、高速化デフラグを利用するなどPCパワーを配信に集中できる環境を構築します。
また、最適化ソフトを利用する事で簡単に最適環境を構築できますが、ライブ配信に利用する場合はそれに合わせて設定を行ってください。
さらに配信時に利用しなくても特に問題が起こらないものがあれば停止し、無駄にPCリソースを消費しないようにします。
特に何らかの通信を行うプログラムを停止すれば無駄な通信を防げるため、より多くの帯域を配信に利用する事ができます。
- 配信設定、ツール設定、PC設定:クオリティレベルを下げる
- 常駐ソフト:不要な常駐ソフトの停止
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