正規表現
正規表現
通常の検索や置換以外に正規表現を用いると、より便利に使う事ができます。
正規表現とは
サルにもわかる正規表現入門
正規表現利用時の注意点
正規表現を利用して一括で置き換えるような場合は、よく考えて利用しないと必要なものまで置き換えてしまうので注意してください。
特に複数ページを対象に行う場合は、事前に同一ページ内で無関係な部分にヒットしない事を確認してから行うと安全です。
代表的な正規表現
特定範囲(.*?)
「.*?」は、特定の範囲を意味します。
「A.*?B」とした場合は、A~Bの文字数や内容に関係なくAからBまでの全てが対象となります。
両端の文字は決まっているけど、間の文字数や内容はバラバラという時に使えます。
例:一行目.*?二行目
文字数(.)
「.」は文字数を意味します。
「A.」とするとAという文字の後の一文字目までを条件に含ませる事ができます。
「.」は1つだけでなく複数書けるので、「...」とすれば3文字目までを含みます。
例:A.C
改行、複数行(\n)
「\n」は改行を意味し、条件に含ませる事ができます。
「一行目\n二行目」のように、間に挟む事で複数行を指定できます。
例:一行目\n二行目
行頭(^)
「^」は行頭を意味します。
全ての行頭に特定の文字列を付加したい時に便利です。
例:^
行末($)
「$」は行末を意味します。
全ての行末に特定の文字列を付加したい時に便利です。
例:$
正規表現検索
正規表現検索
正規表現を用いた様々な検索方法です。
効果的に利用すれば特定条件にマッチしたものだけを見つけ出す事ができます。
なお、Devasを使用する場合は、設定の「行単位で検索」と「正規表現検索」を使用してください。
正規表現
Devas
除外
特定のキーワードを含むもの以外で、キーワードにマッチした行を見つけ出す方法です。
除外キーワードの部分に括弧が2つ入るので注意してください。
^(?!.*除外キーワード).*(?=検索キーワード).*$
複数除外
除外キーワードを複数指定する場合の方法です。
^(?!.*(除外キーワード|除外キーワード)).*(?=検索キーワード).*$
複数除外+行頭~行末の検索
複数のキーワードを除外指定し、行頭と行末のキーワードを指定する方法です。
^(?!.*(除外キーワード|除外キーワード)).*(?=行頭の検索キーワード.*?行末の検索キーワード).*$