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ドメインの効果

ドメインの重要性

ドメインを導入するとサーバーは単なる入れ物になります。
どこのサーバーを使ってもよく、移転も簡単でリダイレクトも不要になります。
これはサイトだけでなくメールでも同じで、利用するサーバーを何度変えてもドメインは変更する事無く使い続ける事ができます。

URLの固定化

サイトを本格的に運用する場合はドメインを取得すると便利です。
ドメインは維持費に料金がかかりますが、少額なのでさほど負担にはならないと思います。
ドメインのメリットはいくつかあるようですが、最も大きいのはURLが固定される事です。
これによりサイトをどのサーバーに移転しても、アクセス数を維持し続ける事ができます。
独自ドメインとは
ドメイン名とは
ダイナミックDNSとは
ドメイン

メールアドレスの固定化

サーバーが対応していれば、取得したドメインをメールアドレスにも利用する事ができます。
メリットは上記と同じでサーバーを変更してもメールアドレスを変更する必要がなく、常に同じアドレスを利用する事ができます。

ドメインの使用方法

ドメイン名の選択

最初に取得するドメインの種類を選択しますが、これらには特徴があります。
comは「商用」、jpは「日本」、netは「ネットワーク」を意味するもので、ドメイン名を選択する際の基準になっています。
また、日本語のドメイン名も用意されています。
ドメイン名情報

ドメインの登録

ドメインの登録時や移行時に必要なのがネームサーバーの登録です。
ドメインの管理サイトに自分が使用しているサーバーのネームサーバーを登録する事で、対象のドメインにサイトを表示できるようになります。
つまりサーバーをどれだけ変更しても、このネームサーバーを登録さえすればいつでも簡単に移行する事ができます。
DNSサーバとは

FTPでファイルを新サーバーにアップロード→ドメイン管理サイトにネームサーバーを登録→しばらく時間を置いて旧サーバーのデータを削除
※ この順番ならサイトの移転時に404表示を出さずにノンストップで移行する事ができます。

Whois情報の公開代行

ドメイン取得の代行業者によっては、Whois情報の公開代行を無料で行っている場合があります。
ドメインを取得すると取得者の個人情報が公開されますが、これを利用すると代行業者の情報しか公開されないのでプライバシーを保護する事ができます。

ドメイン名の変更

ドメインを変更した場合はリダイレクトによって、旧ドメインのURLから新ドメインのURLに転送する必要があります。
この方法を一定期間行うため、どうしても旧ドメインと新ドメインの両方を保持しておく必要があります。
また、リダイレクトを使用しても完全に全てのサイトパワーを回復させる事は難しいとされており、多くのリスクを伴う事になります。
しかし、ドメインを所有する事のメリットの方が多いため、ある程度の成長したサイトならばいずれは必要となります。

ドメインの

ドメインサービス

レンタルサーバーで利用できるドメインサービスには以下のようなものがあります。

  1. マルチドメイン:1つのサーバー内で異なるドメインを複数運用する方法(利用できるドメイン数はサーバーによって異なる)
  2. サブドメイン:1つのドメインの下で複数のドメインを利用する方法(利用できるサブドメイン数はサーバーによって異なる)

マルチドメイン

マルチドメインは1つのサーバー内で異なるドメインを複数運用する方法です。
マルチドメインは独自ドメインを利用すれば、ドメイン自体はまったく異なるものを複数使用できます。
このためコンテンツに類似性を持たせる必要はなく、ドメイン同士の影響もないと言われています。

https://○○○.co.jp/

サブドメイン

サブドメインは1つのドメインの下で複数のドメインを利用する方法です。
サブドメインのURLはベース部分に同一のものを利用し、ドメインの上部だけが一つ増える形になります。
サイトのコンテンツ自体は異なるものでも問題ないようですが、1つのドメインを共有するためドメインの影響を受けます。

https://サブドメイン.○○○.co.jp/

サブディレクトリ

これはサーバーが提供するサービスではありませんが、サブドメインと類似したものとして説明します。
サブディレクトリはサイトの下層部分にあたるもので、各HTMLページが格納されている場所です。
URLも1つのドメインに紐付いた形なので、コンテンツは類似性が必要となります。

https://○○○.co.jp/サブディレクトリ.html

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