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Webデザイン

Webデザインの重要度

フリーランスなどのサイト制作業務においては、企業が求める要素としてデザインや画像加工スキルが必要です。
しかし、本来のWebサイトではデザインの重要度は低く、それ以上にコンテンツやユーザビリティに比重を置く事が重要になります。
これは多くのユーザーがデザインでサイトを選択しておらず、検索エンジンもデザインをまったく重要視していないためです。
ユーザーであっても検索エンジンであっても重視しているのはコンテンツであり、その足を引っ張らないような見やすくて軽いサイトが好まれます。
ただし、手抜きの簡素なサイトとシンプルなデザインのサイトとは意味が違うので、デザインがまったく不要というわけではありません。
Webデザイン

コンテンツ、ユーザビリティ>デザイン

本当のWebデザイン

以前はリッチなサイトが主流でしたが、最近では比較的シンプルなサイトが主流となっています。
その代わりにCSSやJavaScriptを利用したグラフィック効果が多様されていますが、中でもパララックスと呼ばれる表現方法をよく見ます。
確かにパッと見はクールなデザインに思えますが、見づらくて内容もわかりづらくページ構造としても把握しづらくなります。
サイトのUIデザインで重要なのはユーザーの操作性であり、いかに使いやすくわかりやすく見やすくするかがポイントです。
サイトにある見せる部分というのは一部であり、その部分にいかにデザイン力を表現するしかありません。
単に流行りや見た目だけで選ぶのは製作者の自己満足でしかなく、構造に影響を与えるデザインはマイナス効果しか生みません。
フラットデザインとは
マテリアルデザインとは

理想的なWebデザイン

最も理想的なデザインはシンプルで無駄がなく、わかりやすいというのがベストだと思われます。
これはデザイン自体の重要性が、どこまで言ってもコンテンツやスペックには勝てないからです。
重要なのはどこに何があるかを明確にし、ユーザーがサイトを扱いやすくする事が一番だと思われます。

Webデザインのポイント

Webデザインのマイナス要素

Webデザインにおいて大事なのが無駄を作らない事です。
日本の商用サイトで多いのが、やたらごちゃごちゃしていて見づらいサイトです。
一見ちゃんとしたサイトのように思えるかもしれませんが、ユーザーからすればわかりづらいだけのサイトになります。
おまけにデザインを意識するあまり不必要なものを増やしてしまうと、それだけ処理にも時間がかかる事になります。
こうした無駄を極力作らずに、シンプルでバランスの良いサイトを作った方がユーザーにとってはプラスになります。

デザインレベルの高め方

Webデザインの質は見た目の華やかさではなく、全ての要素一つ一つにこだわって作り込む事です。
レイアウト、フォント、画像、色などの様々な要素がありますが、これら一つ一つを高める事がデザイン全体のレベルアップに繋がるものだと思われます。

ユーザーインターフェースの重要性

サイトのデザインにおいて忘れてはならないのがユーザーインターフェースの重要性です。
メニュー、ボタン、リンクなど様々な要素がありますが、いずれも見やすさや使用感の追求が全てとなります。
また、サイト全体の表示速度やシンプルなメニュー構成は、こうしたUIにプラス効果があります。
見た目のデザインばかりに囚われると、肝心のUIが悪くなり全体の操作性の低下を招くので注意してください。

Webデザインのテクニック

バランスの調整方法

Webデザインで特に重要な部分がバランスです。
Webデザインには色、形、大きさ、配置などの様々な要素があり、それらが複雑に関係しています。
これら全体のバランスが良ければ違和感のないサイトに仕上がるため、しっかりとこの部分を作り込む必要があります。

色の合わせ方

サイトのデザインを作る時に大変なのが色の合わせ方です。
使用する素材があるなら、その素材の中で使われている色を抽出すると比較的バランスの良い色の組み合わせができると思います。
また、色の組み合わせには規則性のようなものがあり、類似色は比較的相性がよくバランスが取りやすくなっています。
どうしても難しい場合は、カラーバランスの良さそうなサイトや画像を見つけてそこから抽出するという方法もあります。