オンラインPC館

FFmpegの使い方

batファイルの作成

FFmpegをコマンド処理で使用するためには、batファイルの作成が必要です。
batファイルの作成方法

使用する実行ファイル:ffmpeg.exe(ffmpegフォルダ\bin)

FFmpegのコマンド

ファイルコマンド

ファイルの処理で使用したコマンドです。

  1. -y:上書き許可
  2. -i:入力ファイル名

ビデオコマンド

映像や動画の処理で使用したコマンドです。

  1. -loop:ループ再生
  2. -c:v:動画コーデックの指定
  3. -c:a:音声コーデックの指定
  4. -c:v copy:再エンコードの防止(動画の無劣化コピー)
  5. -c:a copy:再エンコードの防止(音声の無劣化コピー)
  6. -c:a libmp3lame:lame MP3エンコーディングライブラリの指定
  7. -map 0:v:0 -map 1:a:0:元動画ファイルに音声が含まれていても処理する
  8. -vframes:フレーム数(画像が1枚で良いなら省略可能)
  9. -ss:切り出し地点(秒数で指定、動画を再生して確認)
  10. -b:v:ビデオビットレート
  11. -vf:ビデオフィルター
  12. -r:フレームレート数の指定(fps)
  13. -ss:頭部分のカット時間(「-i」より手前に記述した方が処理が速いそうです。)
  14. -t:終わり部分のカット時間(書式は「00:00:00」のように記述する)
  15. -plays:ループ回数を指定する(「0」を指定すると無限ループになる)
  16. -final_delay:指定秒数後にループ再生する
  17. -f:出力するファイル形式を指定する(「apng」を指定するとアニメーションPNGファイルになる)
  18. -an:音を消す
  19. -vf scale=横幅:縦幅:動画のサイズを指定する(「-1」を指定するとアスペクト比を計算して自動的に値を設定する)
  20. -video_size:画面サイズ
  21. -framerate:フレームレート数
  22. -c:v:出力ファイルのコーデック
  23. -pix_fmt:オプションでyuv420pを指定すると再生可能な動画プレイヤーソフトが増えます。

オーディオコマンド

音声の処理で使用したコマンドです。

  1. -ac:音声のチャンネル数
  2. -ab:オーディオの全チャンネル合計のビットレート
  3. -ar:サンプリング周波数
  4. -b:a:オーディオビットレート
  5. -ss:頭部分のカット時間(秒数指定と「00:00:00」の形式での指定が可能、「-i」より手前に記述)
  6. -t:終わり部分のカット時間(秒数指定と「00:00:00」の形式での指定が可能)
  7. -c:a copy:元のオーディオコーデックをそのまま流用する(再エンコードしないので高速処理が可能)

ファイル削除のコマンド

FFmpegで使用したファイル削除のコマンドです。

  1. for /r~:不要ファイルの削除(ターゲットフォルダ内の指定ファイル以外を削除)
  2. del ~:不要ファイルの削除(ターゲットフォルダ内の指定ファイルのみを削除)
トップページテクニックPCツールテクニックFFmpeg → FFmpegのコマンドテクニック