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サイバー管理

二重の管理防壁

本来であればどこかのサイトでトラブルに巻き込まれた場合は運営が対応します。
また、万一運営の対応範囲を超えるような問題であれば、警察など法の力によって対処できます。
しかし、実際には技術的な問題などで、運営だけでは多くのユーザーを管理できないようです。
さらに第二の防壁である法の力も、手続きの複雑さや法整備の不備によってあまり効果的ではありません。
このように本来であれば役に立つはずの管理防壁の効果があまり得られていないのが実情のようです。

管理者の資格

多くの悪質行為の原点は悪意性であり、その悪意性を生むのは人間たちの感情です。
よく感情を抑えられないのはプロとして失格と言われますが、これは対面上の事です。
つまり人がいない所では本人次第となるので、信頼性という点から見ても感情を持つ者は管理者として不適切であると思われます。
いずれは機械が管理する社会になるかもしれませんが、監視や管理と言った重要業務は恐らく機械が行った方がより安全になる可能性があります。
そして問題のあった情報のみを人間がチェックすればプライバシーも守られますが、こればかりは管理サイド次第なので難しい部分があるのかもしれません。

情報管理の責任

現在の情報管理については法律や設備が追いついていないように思われます。
本来はあってはならない事ですが、サイトの運営者がユーザー情報の販売や悪用などを行う場合もあるようです。
こうした問題が発生した際にユーザー側で証拠を確保するのは至難ですが、現在の法律では国が干渉せずユーザー任せと言った無責任な形になっています。
このままでは情報犯罪は減少するどころか益々増える一方です。

悪質行為の処罰

現在の悪質行為に対しては何らかの規制や削除によって対応するようですが、正直この程度の処罰ではまったく意味がありません。
やはり二度とこうした悪質行為を行わないように厳罰化が必要で、処罰が軽いとアカウントを変えて何度でも行えるのでまったく効果がないように思われます。