レジストリデータの種類
PC情報
PCの情報です。
上級ユーザー向けのWindowsレジストリ情報
Windows 10 RS5の「レジストリ エディター」でパスの入力補完がサポート
- コンピューターの情報(全ユーザーの共通情報):HKEY_LOCAL_MACHINE
- ユーザー別の情報:HKEY_USERS
- ログオンユーザーの情報:HKEY_CURRENT_USER
- ログオンユーザーのハードウェア情報:HKEY_CURRENT_CONFIG
設定情報
Windowsの設定情報です。
- タスクバーに表示するアイコン設定:HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\EnableAutoTray
- デスクトップアイコンの表示/非表示設定:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\HideDesktopIcons\NewStartPanel
- スナップ機能の設定:HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowArrangementActive
- 壁紙の設定:HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WallPaper
- ユーザーアカウント制御の設定:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\system\EnableLUA
- 自動再生の設定:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\AutoplayHandlers
- 透明効果の設定:HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize\EnableTransparency
ソフト情報
ソフトの情報です。
- 全ユーザーのソフト情報:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE
- ログオンユーザーのソフト情報:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE
関連付け情報
関連付けの情報です。
- システムの関連付け情報(以下の両方を合成):HKEY_CLASSES_ROOT
- 全ユーザーの関連付け情報:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes
- ログオンユーザーの関連付け情報:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes
- ログオンユーザーの関連付け情報:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts
パス情報
パスの設定情報は以下のレジストリに格納されています。
- システム環境変数のパス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Environment\Path
- ユーザー環境変数のパス:HKEY_CURRENT_USER\Environment\Path
コマンドプロンプト設定
コマンドプロンプト設定情報は以下のレジストリに格納されています。
HKEY_CURRENT_USER\Console
レジストリの編集テクニック
レジストリの編集テクニック
レジストリの編集は最悪の場合システムが動かなくなる可能性があるので、システムのバックアップをとってから行ってください。
また、レジストリの編集にはWindows標準のレジストリエディタより以下のようなソフトをした方が便利です。
レジストリ管理ソフト
右クリック編集テクニック
特定のファイルは右クリックメニューから編集する事ができます。
編集に使用されるのはメモ帳になっていますが、好きなエディタに変更する事もできます。
- スタート(右クリック)→ファイル名を指定して実行→regedit
- HKEY_CLASSES_ROOT\ファイルタイプ\shell\edit\command
- "エディタのパス" %1
regファイルの編集テクニック
regファイルは右クリックからメモ帳で編集可能ですが、以下のようにすれば好きなエディタに変更する事ができます。
- スタート(右クリック)→ファイル名を指定して実行→regedit
- HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\edit\command
- "エディタのパス" %1
レジストリのバックアップ
レジストリのバックアップを取っておけば、OSを再インストールした際に簡単に以前の設定に戻す事ができます。
ポイントはキー単位ではなく対象項目だけを選択し、最小構成で保存する事です。
これにより復元時に他への影響を最小限に抑え、バックアップ容量も削減する事ができます。
- 保存:スタート(右クリック)→ファイル名を指定して実行→regedit→対象項目(右クリック)→エクスポート
- 復元:レジストリファイル(ダブルクリック)