batファイルでモデム接続
bat接続の準備
エントリ名は最初にインターネット接続する際に作成したと思いますが、わからない場合は以下から確認できます。
batで接続を行う場合は、Windows側の自動接続設定は不要なのでオフにしてください。
なお、この方法はルーター無しでモデムから直接接続する場合で、ルーターを使用している場合はこれらの方法は利用できません。
PPPoEとは
- エントリ名の確認方法:スタート(右クリック)→ファイル名を指定して実行→ncpa.cpl→PPPoE接続設定の名称
- Windowsの自動接続設定:スタート(右クリック)→ファイル名を指定して実行→inetcpl.cpl→接続→ダイヤルしない
batファイルの作成
batファイルによってインターネットへの接続や切断を行う方法です。
@echo off
rasdial エントリ名(接続名) コマンドオプション
- 接続用:rasdial エントリ名(接続名) ユーザー名 パスワード
- 切断用:rasdial エントリ名(接続名) /disconnect
VPN接続エラー
VPNも上記のコマンドで自動接続は可能ですが、「エラー623」が表示されて接続できない場合があるようです。
その際はエントリ名を日本語ではなく、英語に変更してください。
batファイルでWi-Fi接続
プロファイル名を取得
プロファイル名を取得するbatファイルです。
netsh wlan show profile
pause
Wi-Fiプロファイルをエクスポート
Wi-Fiプロファイルをエクスポートするbatファイルです。
netsh wlan export profile name=取得したプロファイル名 folder=保存先フォルダ key=clear
Wi-Fiに接続
Wi-Fiに接続するbatファイルです。
@echo off
netsh wlan add profile filename=書き出したWi-Fiプロファイルのファイル名
DNSテクニック
batでDNS設定する方法
batでDNS設定する方法です。
以下はCloudflareの場合ですが、数字の所は自由に設定してください。
@echo off
netsh interface ipv4 set dns name="Wi-Fi" source=static addr="1.1.1.1" register=primary validate=no
netsh interface ipv4 add dns name="Wi-Fi" addr="1.0.0.1" index=2 validate=no
netsh interface ipv6 set dnsservers name="Wi-Fi" source=static address=" 2606:4700:4700::1111" validate=no
netsh interface ipv6 add dnsservers name="Wi-Fi" address="2606:4700:4700::1001" index=2 validate=no
DNSキャッシュの削除方法
DNSキャッシュを削除する方法です。
DNSキャッシュとは
スタート(右クリック)→ファイル名を指定して実行→cmd
- DNSキャッシュの確認:ipconfig /displaydns
- DNSキャッシュの削除:ipconfig /flushdns