PCとゲームの関係
PCスペック(PC性能の影響)
オンラインゲームで特にスペックを必要するのが3Dゲームですが、中でも最も求められるのがグラフィック性能です。
実際に利用可能であっても、ハイスペックとロースペックとではかなりの差が出ます。
データの読み込みや描画速度など全ての動きに影響するため、本格的に利用する場合は注意が必要です。
あまり酷いとタイムラグが起こり、ワープしたように見える事もあります。
また、自分から見てさほど差が無いように感じても、実際は微妙に遅かったりする場合があります。
FPSなどの一瞬が勝負の分かれ目になるようなゲームなら、この微妙な遅れが命取りになる事もあります。
また、無線機器もオンラインゲームには不向きで、データの遅延や読み取りエラーが起こる場合があります。
このようにオンラインゲームを行う場合は、PCの性能による差というものも存在する事を知っておいてください。
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スペックバランス(PCを強化する時の注意点)
最近はパーツ強化も比較的簡単に行えますが、やはりしっかりとした知識の上で行う事が重要です。
特定のパーツだけ強化すると最も弱いパーツが足かせとなって問題が発生する場合があります。
これは一部が高性能でも他の部分が低性能だと負担が集中するためで、これを防ぐには関連パーツ全体を強化する事が望ましいようです。
パーツ交換で主となるのがCPU、GPU、メモリなどですが、電源が弱ければ電力不足になったり、冷却性能が低いと熱暴走を起こす場合もあります。
メーカー製PCはこのような事も計算してバランス良く作られていますが、慣れない人が強化するとこのような問題が発生する事もあるようです。
相性トラブル(ハードとの相性)
PCでゲームを利用するにはスペックが非常に重要です。
しかし、必要なスペックを十分に満たしていても、不安定だったりカクついたりする場合もあります。
この問題の原因には様々な可能性があると思いますが、環境との相性などもあります。
特に関連性の高いパーツがグラフィックボードですが、対処法としてはドライバのダウングレードやアップグレードなどが考えられます。
また、グラフィックボード以外でも特定メーカーのパーツやドライバによって不具合が出る可能性もあります。
スペックが十分なのに不具合が出るような場合は、このあたりもチェックしてみると改善できるかもしれません。
なお、サーバー側での対処が可能であれば、ゲームのサポートに相談しても良いかもしれません。
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環境改善(ゲーム環境の改善)
BIOS、グラフィック、サウンドなどのゲームに関連したドライバを最新のものにアップデートする事で、様々な不具合が改善される場合があります。
古いPCならドライバが最新ではない場合もあるので、定期的にドライバのアップデートもしておくと良いと思います。
ドライバはメーカー製PCならPCメーカーサイトで、自作の場合はパーツメーカーのサイトで個別に入手できます。
ただし、逆に不具合が発生する場合もあるので、その時はドライバのロールバックやダウングレードを行って対処してください。
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PC高速化(ゲーム環境を軽くする)
オンラインゲームがどうしても重いという場合の対処法です。
基本的には様々な高速化ソフトを利用したり、高速化設定を行って軽くするという方法があります。
また、ブラウザゲームの場合なら高速なブラウザを利用したり、ブラウザのキャッシュフォルダをRAMディスク化する事でも高速化が可能です。
ソフトウェアレベルでは効果が出ないという場合は、故障の危険を覚悟してオーバークロックという方法もあります。
また、これらを利用しても重い場合は、PC自体の買い替えをおすすめします。
特にGPUやCPUの処理性能は重要なので、それらを中心にスペックの高いものを選択してください。
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