プログラミング言語の分類
低級言語と高級言語
プログラミング言語には低級言語と高級言語という分類があります。
低級言語は機械に近い言語で、主にAssembly言語やマシン語(機械語)などがこれにあたります。
機械の直接制御など機械の持つ様々な機能を利用できますが、利用用途が限られています。
現在ではドライバソフトや組み込みソフトなどの開発で、この低級言語が利用されているようです。
高級言語は人間に近い言語で、人間が理解しやすいように作られています。
汎用性があるため様々な用途に利用できますが、利用できる機械の機能は限られています。
現在ではコンピュータの性能向上などにより、プログラミングの多くはこの高級言語が用いられています。
なお、上記のいずれにも属さない中間言語と呼ばれるものもあり、これは人間と機械の中間的な言語にあたります。
機械語とは
低水準言語とは
高水準言語とは
中間言語とは
コンパイラ言語とスクリプト言語
プログラミング言語のもう一つの分類が、コンパイラ言語とスクリプト言語です。
コンパイラ言語は作成したソースコードをコンパイラでオブジェクトコードに変換して利用する言語の事です。
スクリプト言語(インタプリタ型)は、変換時に解釈されて実行される言語です。
主に一般的なプログラミングではコンパイラ言語が用いられ、簡易プログラミングにはスクリプト言語が用いられます。
また、機械語に最も近い低水準言語のアセンブリ言語は、アセンブラで変換して実行されます。
コンパイル型言語とは
スクリプト言語とは
アセンブリ言語とは
その他のプログラミング言語
マークアップ言語とスタイルシート言語
一般的にはHTML(マークアップ言語)やCSS(スタイルシート言語)はプログラミング言語ではないとされています。
理由は色々あるようですが最も大きく違う点は、静的表現がメインであるという点だと思います。
Webページ上で動的表現を利用したい時は、一般的にPHPやJavaScriptなどのScript言語が用いられます。
しかし、プログラミングとしての要素も含んでいるのは確かで、最近のHTMLではアニメーションなどの動的表現も可能になっています。
HTMLとは
CSSとは
Web制作テクニック
マクロ言語
マクロ言語はマクロを作成するために用いるプログラミング言語です。
マクロは特定のプログラム上で操作を自動化するための簡易プログラムで、オプションツールとして利用されています。
また、マクロ特有のマクロウイルスが存在するので、利用時はウイルス感染に注意が必要です。
マクロに対応した主なソフト「MS Office、エディタ、TeraTerm」など
マクロ言語とは
ビジュアルプログラミング言語
ビジュアルプログラミング言語はテキストではなく、視覚的操作でプログラミングする言語です。
一般的なプログラミング言語のように高度な知識を必要とせず、誰でも簡単にプログラミングを行う事ができます。
こうした特性からか、特に子供向けのプログラミング言語に活用されているようです。
ビジュアルプログラミング言語とは
子供向けプログラミング
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