HDDの初期設定
ディスクの初期化
HDDを購入して最初に行うのがディスクの初期化作業で、最終的にフォーマットまで行います。
ディスクの初期化ではMBRとGPTが選択できますが、これは利用するHDDの容量に合わせて選択する必要があります。
内蔵HDDの場合は大抵MBRですが、2TB以上のHDDやUEFIを利用する場合はGPTが適しています。
GUIDパーティションテーブル(GPT)とは
マスターブートレコード(MBR)とは
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)とは
- HDD総容量が2TB以上、UEFIを利用している:GPT(大容量向けの設定)
- HDD総容量が2TB以下:MBR(小容量向けの設定)
HDDのファイル形式
HDDやSSDのファイル形式はNTFSが一般的です。
スタート→エクスプローラ→PC→HDD(右クリック)→フォーマット
HDDのパーティション
パーティション
パーティションは大きく分けて以下の2種類から選択します。
メインとなるCドライブはプライマリ、その他のパーティションは用途に合わせて設定してください。
プライマリパーティションはOS起動とデータ保存が可能なパーティションで、作成できる数は最大で4つまでとなっています。
拡張パーティションはデータ保存用のパーティションで、パーティション内により細かく分割するための論理ドライブを作る事もできます。
- プライマリパーティション:OS起動とデータ保存(最大4つまで作成可能)
- 拡張パーティション(+論理ドライブ):データ保存用(論理ドライブを作成可能)
パーティション分割
HDDが1つしかなくてもパーティションを作成すればHDDを分割して利用する事ができます。
これによりシステムとファイルを分別できるようになります。
パーティションとは
スタート(右クリック)→ファイル名を指定して実行→diskmgmt.msc
- Cドライブ:OS
- Dドライブ:ファイル、ブラウザキャッシュ、ダウンロードファイル保存先、マイドキュメント、お気に入り、イメージファイルなど
UEFIパーティション
UEFIパーティションの構成はEFI、MSR、Cの3種が基本構成となっています。
通常イメージバックアップソフトなどでバックアップする場合は、この構成でバックアップしておけば問題はないと思います。
UEFI ベースの推奨ディスク パーティション構成
- EFI:EFIシステムパーティション
- MSR:予約パーティション
- C:Windowsシステム